永観堂(禅林寺)は、浄土宗西山禅林寺派総本山の寺院であり、古くから「秋はもみじの永観堂」と言われているほどに紅葉の名所として知られています。
また永観堂では「みかえり阿弥陀」と呼ばれる本尊像も有名です。
私は臨済宗南禅寺派大本山の「南禅寺」を参拝してから、ここへたどり着きました。
私が永観堂(禅林寺)を訪れた時は、ちょうど秋季で「秋の寺宝展」というイベントをしていました。
秋の寺宝展では、重要文化財に指定されている寺宝等が特別公開されていました。
そのため通常拝観とは異なり、拝観料が1,000円だったのが当時大学生だった私の財布に小さなダメージを与えたことをうっすらと覚えています。
禅林寺の廊下の下にフクロウが隠れていました。
フクロウといえば、京都の「フクロウの森」で見ることができます。
禅林寺の建物の中の展示物は写真撮影禁止となっていましたが、中庭や紅葉は撮影可能だったので一眼レフカメラで写真をいっぱい撮りました。
撮影ができなかった場所もありますが、永観堂には「釈迦堂」や「御影堂」や「阿弥陀堂」など見どころがたくさんあります。
中の池には鯉が泳いでいました。
落ちた紅葉が水面に浮かんでいて秋らしさを感じさせてくれます。
「悲田の梅」がありました。
梅と言えば、初春に「北野天満宮」で美しい梅が咲いていました。
この苔の生えた階段は不思議と幻想的な雰囲気があります。
世にも珍しい三本の長い葉がある松の木「三鈷の松」がありました。
永観堂(禅林寺)の「多宝塔(PAGODA)」は高いところにあるので、階段を上って行きました。
永観堂(禅林寺)の多宝塔からは京都市内を一望することができます。
真ん中らへんに「平安神宮」が見えるようです。
古都京都の文化財として世界遺産に登録されている「銀閣寺」では、永観堂で見られたような美しい紅葉が広がっていました。
秋季に京都で紅葉を見るなら南禅寺→永観堂→銀閣寺という流れがおすすめですね。
順路通りに永観堂(禅林寺)を見て回って最後にたどり着いたのが、この「放生池」です。
放生池の周りには美しい紅葉が見られ、池に反射して映っている紅葉も美しいです。
永観堂(禅林寺)を満喫した後、私は「哲学の道」を北に向かって歩いて行きました。
紅葉シーズンのここら周辺の観光スポットとしては南禅寺・永観堂・銀閣寺あたりが人気ですが、その中でも知る人ぞ知る穴場スポットとして「法然院」が挙げられます。
法然院は銀閣寺の近く、哲学の道を歩いて銀閣寺へ行く途中にあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。