京都最古の禅寺である建仁寺(東山建仁禅寺)は、花見小路を南へ歩いて行くと(途中で京都ゑびす神社に寄って)辿り着きました。敷地は広く誰でも無料で入れるようで散歩している人も見受けられました。
建物の中に入ってまず目に入ったのが「風神雷神図」です。左側が雷神、右側が風神を表しています。また人の少ない廊下や庭を一眼レフカメラで美しく撮影することができました。
そして建仁寺の中で1番の見どころが法堂の天井に描かれている「双龍図」です。私は何も知らずに法堂へ入りふと上を見上げると、そこには大きな二頭の龍がいて驚きました。神々しくてかっこよかったのでついつい見入ってしまいました。
この風神雷神図は最新のデジタル技術で再現されたもので、本物は京都国立博物館に展示されているそうです。
建仁寺の中庭にある潮音庭(ちょうおんてい)は、四方向から違った見方のできる風情ある庭です。
京阪の駅に広告としても掲載されていました。
こちらは「○△□乃庭」です。読み方は「まるさんかくしかくのにわ」とそのまま読みます。このお庭では禅宗の四大思想「地水火風」を表現しており、手前の四角い(□)井戸は「地」、中央の丸い(○)苔は「水」、奥の盛られた白砂は三角形(△)で「火」に見立てているそうです。
建仁寺ではどうしても庭や展示物に目が行きがちですが、この私たちが通る廊下も見所です。特に人がいない廊下は美しかったですね。
平日に訪れたというのが大きなポイントでしたね。人が少なかったので、このように誰もいない美しい廊下を一眼レフカメラで撮影することができました。土日に行ったら人が多くてこんなキレイな写真を撮ることは難しかったかもしれません。
建仁寺に来たら絶対に見てほしいのが、法堂にある双龍図です。
この双龍図は、平成14年(2002年)に建仁寺創建800年を記念して、小泉淳作画伯の筆によって描かれたものです。