高台寺(こうだいじ)は、八坂神社の南側に位置するお寺で、おごそかな仏教寺院と庭園があります。
ここは豊臣秀吉とその妻である北政所ねね(高台院)のお寺でもあります。
ねねの道を登って高台寺へ来ました。
ここへ来る前に、私は高台寺の塔頭のひとつである圓徳院へ訪れました。
その時は高台寺と圓徳院の2つをセットで拝観できるチケット(共通割引拝観券)を購入したので、圓徳院と合わせてお得に拝観することができました。
こちらは北政所ねねが夫の豊臣秀吉没後に建立し、北政所ねね自身もここで余生を送ったとされています。
高台寺は意外と敷地が広かったです。
寺の外側は緑が広がっていて、いろいろと歩いて見て周りました。
高台寺でもっとも印象に残っているのが、このお庭です。
私はこんなにカラフルで美しい庭園を初めて見ました。
黄色、青色、緑色、オレンジ色、赤色、水色、ピンク色、黒色など、庭園がさまざまな色でなぞられていてとても綺麗です。
高台寺の池には亀が泳いでいました。
池は濁っていましたが、それもまた味があって良いですね。
高台寺の奥の方へ登って行くと、北政所ねねが眠っている場所に辿り着きました。そこにちょうど高台寺の係りの人がいて、平日で人が少なかったということもあり、この霊屋について優しく説明してくださいました。ここに豊臣秀吉の妻が眠っていると考えると不思議な気持ちになりました。ちなみに豊臣秀吉はここにはおらず、阿弥陀ヶ峰山頂の豊国廟(ほうこくびょう)に眠っているそうです。
この中は撮影禁止でしたが、外からなら撮ってもいいよと言われたので外観だけ撮影しました。
高台寺の下りには、まるで嵐山のような竹林の道がありました。
涼しくて心地の良い帰り道でした。