元離宮二条城は、1603年に江戸幕府初代将軍の徳川家康によって築城されました。
私は歴史ある京都の元離宮二条城を、一眼レフカメラで撮影して写真に収めることにしました。
また夜には「アートアクアリウム城 〜京都・金魚の舞〜」というイベントも開催されていたので、そちらも見てみることにしました。
元離宮二条城
交通アクセスとしては、まず私は地下鉄の烏丸御池駅で東西線に乗り換えて二条城前駅まで行き、そこから歩いて二条城を訪れました。
手前の入口でチケットを購入し、重要文化財の東大手門を通って二条城の中に入りました。
国宝でもある元離宮二条城の「二の丸御殿」を訪れました。
この中は撮影禁止となっていたため写真を撮ることはできませんでしたが、歴史的な部屋がたくさんあって見応え抜群でした。
そして二の丸御殿の中には、1867年に最後の徳川将軍である徳川慶喜が「大政奉還」の意思を表明した大広間がありました。
私はNHK大河ドラマの「西郷どん」にて徳川慶喜が二条城で大政奉還を表明するシーンを観ていたということもあり、あの歴史的に有名な大政奉還はここで行われたのかと感慨深い気持ちになりました。
元離宮二条城は、広大で緑豊かな庭園のある歴史的な木造の城です。
徳川家の栄枯盛衰と歴史を見つめてきた二条城は、1994年にユネスコ世界遺産にも登録されています。
二の丸御殿の左手の方に「釣鐘」がありました。
こちらは二の丸御殿と、特別名勝「二の丸庭園」になります。
私はこの日二条城を見た後に、夜に開催されるアートアクアリウム城も見ようと思っていたので、ここを訪れたのが夕方の15時過ぎくらいでした。
そのため太陽の日差しが沈みかけており西日になっていて、二の丸御殿の西側に位置する二の丸庭園を一眼レフカメラで撮影しようとした時に、逆光のようになって写真が全体的に暗くなってしまいました。
太陽の位置の関係で写真撮影が難しかったですが、肉眼で見るとこの庭園は意外と広くて三方向から見渡すことができ、大きな池のある特別名勝の二の丸庭園はやっぱり美しかったですね。
東橋を渡ると重要文化財の本丸櫓門(ほんまるやぐらもん)がありました。
本丸櫓門をくぐっていくと本丸庭園と本丸御殿がありました。
私が訪れた時にはちょうど工事が行われており、重要文化財の本丸御殿を見ることができませんでした。
こちらは天守閣跡から見た二条城の光景になります。
上の写真が天守閣跡の頂上になります。
二条城は人気の観光スポットということもあり、ベンチがありましたが先に人がいて座ることはできませんでした。
重要文化財の北中仕切門(きたなかしきりもん)がありました。
元離宮二条城には、このように貴重な重要文化財がたくさんあります。
北中仕切門をくぐってすぐのところに「加茂七石」がありました。
左から、畚下石・紫貴船石・紅加茂石、糸掛石、畑石・鞍馬石・八瀬真黒石、となっています。
元離宮二条城の順路としては最後の方にあるこちらの庭園は「清流園」になります。
上の写真にある建築物は「香雲亭(こううんてい)」です。
あまり知られていませんが二条城では「二条城ウェディング」として挙式ができるらしく、この香雲亭は結婚式の挙式場としても活用されています。
元離宮二条城を歩いて見て回ると、一周する頃にはすっかり日が暮れていました。
私は一旦二条城を出てチケット売り場の列に並び、改めてチケットを購入して「アートアクアリウム城」を見るために再び二条城に入りました。
アートアクアリウム城 〜京都・金魚の舞〜
「アートアクアリウム城 〜京都・金魚の舞〜」は、元離宮二条城で開催されていたアートアクアリウムのイベントです。
入ってすぐのところに、大きな金魚鉢の中にたくさんの金魚が泳いでいました。
いろんな色に次々と切り替わりロマンチックでした。
遠くから見ると全体がイルミネーションのように綺麗に輝いていました。
水槽の中にいる金魚を一眼レフカメラで撮影するのにはとても苦労しました。
光の色が切り替わっていくので明るさの調整が難しいというのもありますが、何よりも身体の小さな金魚たちが水槽の中を泳ぎ回っているのでピントを合わせるのが難しく、なかなか綺麗に撮影できずに何度も写真を撮り直しました。
こちらは「蓮」をモチーフとした「ロータスリウム」です。
こちらはプロジェクションマッピングによって演出されている「大政奉還金魚大屏風」です。
金魚「なんかようか?」
こちらは巨大な桜の花に形どられた「桜リウム」です。
世界遺産の元離宮二条城でアートアクアリウムを楽しむことができました。
夏季の夜にはイルミネーションも開催されているようなので、昼間だけでなく夜間の二条城にもぜひ足を運んでみてください。