毘沙門堂門跡は天台宗の京都五ケ室門跡の1つであり、紅葉の時期に人気のお寺でもあります。
私は京都JR山科駅から歩いて毘沙門堂へ向かいましたが、山科駅からけっこう歩きました。
山科駅を降りると毘沙門堂への案内を示す表記や、毘沙門道と呼ばれる道もありました。
まっすぐ北へ進んでいくイメージです。
京都五ケ室門跡の1つである毘沙門堂門跡がありました。
そのうちの1つである「曼殊院門跡」にも行って写真を撮りました。
この階段を上がっていくと毘沙門堂があります。
本堂や宸殿など、毘沙門堂の中の方は撮影禁止のところが多かったです。
庭は撮影可だったので、毘沙門堂の撮れるところだけ写真を撮りました。
毘沙門堂を拝観した中で特に印象に残っているのが、「梅の間」です。撮影禁止だったので撮影していませんが、この梅の間は「とりあわずの間」とも呼ばれています。なぜなら、そこの襖絵に描かれている木と鳥が合っていないからです。
梅はウグイス、竹はスズメのはずが、梅と山鳥、竹とコマヒヨドリが描かれています。
またNHKでは「いけずの間」としても紹介されていました。ちなみにいけずとは「ちょっと意地悪」という意味で、アニメ京都寺町三条のホームズでも出てきたセリフです。
そして宸殿内部には動く襖絵がありました。
こちらも撮影禁止でしたが、一つは机が動くもので、もう一つは円山応挙筆の鯉の絵です。私は見逃してしまいましたが天井龍もあったそうです。ちなみに天井龍に関しては天龍寺の特別拝観で見物したことがあります。
ここは夜ライトアップされて綺麗に見えることでも有名です。
晩翠園(ばんすいえん)がありました。いい庭でした。