天龍寺は京都の人気観光スポット「嵯峨嵐山」にあり、足利尊氏によって開かれた臨済宗天龍寺派大本山の寺院です。
曹源池庭園(史跡・特別名勝)が美しく、天龍寺は古都京都の文化財として世界遺産にも登録されています。
ちなみに私はここへ来る前に「嵐山モンキーパークいわたやま」でかわいい猿に癒されてから天龍寺を訪問しました。
もっと言うと「嵐山モンキーパークいわたやま」を訪れる前には、嵯峨の虚空蔵さんとして親しまれている「法輪寺」を参拝しました。
法輪寺からは軽く嵐山を一望することができ、まず法輪寺と嵐山モンキーパークいわたやまから嵐山全体を眺めた後に嵐山の観光名所である天龍寺を訪れたという経緯がありました。
天龍寺の本堂に入ると、達磨図がありました。
どこかで見たことがある気がしましたが、これは「等持院」にもありましたね。
等持院は天龍寺派で同じく足利尊氏によって開かれた寺院のため、この同じ達磨図があり、庭園の造りも似ていて美しいです。
天龍寺の拝観の流れとしては、まず靴を脱いで本堂からお参りし、その後に靴を履いて庭園を歩いて楽しむことができます。
そのため順路としては、曹源池庭園を実質2回見ることができました。
法堂の雲龍図を見るのは別料金がかかり撮影禁止でしたが、どこから見ても目が合う鏡天井の龍の絵は迫力満点でした。
龍の絵といえば、建仁寺の「双龍図」がかっこよかったです。
天龍寺は庭園が人気ですが、石庭も美しいです。
石庭といえば、同じく古都京都の文化財として世界遺産に登録されている「龍安寺」の石庭が有名ですね。
天龍寺の見どころは、何と言ってもこの「曹源池庭園」です。
曹源池庭園は国の特別名勝・史跡に指定されており、日本庭園の最高傑作のひとつとされています。
私が天龍寺を訪れた時はまだ紅葉が始まったばかりの初秋だったため、綺麗な紅葉も見れましたが紅葉満開というわけではなくまだまだ緑色が多かったですね。
ちなみに後日「永観堂禅林寺」を訪れたら、ちょうど紅葉の時期真ん中らへんで美しい紅葉を見ることができました。
山の方にはキレイな竹林がありました。
やっぱりここは人気の観光名所「嵐山」ですね。
この写真を撮影してみて、この感じどっかで撮ったことあるなぁと思ったら「銀閣寺」でした。
ここから見た景色は、同じ秋に訪れた銀閣寺に少し似ているような気がしました。
天龍寺を出ようと思った時、空を見上げると虹が出ていました。
しかもよく見ると上のほうにもう1つあって、二重の虹になっていました。
天龍寺を一眼レフカメラで撮影した後に、自然現象である虹も一眼レフカメラで撮影することができて良かったです。