等持院(とうじいん)は臨済宗天龍寺派の寺院であり、私が今まで訪れた京都の観光地の中でも特におすすめの穴場スポットです。
境内には池を回遊できる庭園や茶室があり、さらには石庭もあって見どころ満点です。
私は石庭の枯山水が有名な「龍安寺」を参拝した後にここを訪れました。
等持院の最寄りの駅は京都市北区の「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅」であり、日本一長い名前の駅とされています。
ただ私は世界遺産の「仁和寺」を参拝してから龍安寺へ行った後に「等持院」へ訪れたためこの最寄駅を使わうことはありませんでした。
嵐山の天龍寺と同じように「達磨図」がありました。
私は流れ的には等持院を訪れた後に「天龍寺」を訪れたので、初めて天龍寺を参拝した時にこの達磨図を発見し「等持院で見たのと同じ達磨図だ」と感じたことを覚えています。
なぜ天龍寺と等持院に同じ達磨図があるのだろうかとその時は不思議に思いましたが、よく考えると等持院は臨済宗天龍寺派の寺院でした。天龍寺と深い関わりがあり、池のある庭園もどことなく天龍寺に似ている気がします。
等持院には池のある庭園のほかに「石庭」もあります。
世界最古の禅寺である「建仁寺」のように、美しい石庭をゆっくりと見渡すことができました。
足利氏の菩提寺ということもあり、この先は写真撮影禁止でしたが、歴代足利将軍の木造が奉安されていました。
こちらの写真の左上の方をご覧いただければ分かると思いますが、等持院のすぐ近くには立命館大学の衣笠キャンパスがあります。
等持院のお抹茶席から美しい庭園を見渡すことができます。
私が訪れた時には平日で人が少なかったので、この赤い絨毯に腰をかけて同じく臨済宗の「圓徳院」のように座ってゆっくりと庭を眺めることができました。
等持院は庭園に降りて池の周りを回遊することができます。
池には石があったり鯉がいたりして、歩いていて楽しかったです。
庭園を歩いていけば、清漣亭の近くまで来ることができます。
上記には「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」と書かれています。
日日是好日といえば、お茶がテーマの映画がありましたね。樹木希林・黒木華・多部未華子などの豪華キャストが演じていました。
ここで庭園を見ながら抹茶を飲むこともできました。